茂﨑幸一郎様(鹿児島県)

ネギ栽培全般

イメージ通り作れるようになって売上も上がり、 ネギ栽培も販売も楽しくなりました!

茂﨑幸一郎様(鹿児島県)

課題

解決策

結果

喜びの声

茂﨑幸一郎様(鹿児島県)

「以前はうまくいかない上に台風や異常気象にも悩まされましたが、ネギ参謀・石原さんのサポートによって品質が向上しました。病気が減って農薬費も下がりました。もちろん売上はグッと上がりました!最近はイメージ通りのものをつくれるようになり、ネギ栽培も販売も楽しくなってきました」

ネギ栽培成功インタビュー

独学が裏目に。栽培方法をリセットする必要を感じた。

—— ネギ参謀に興味を持ったきっかけを教えてください。
茂﨑様 : Facebookでネギ参謀のオンラインサポートを知ったのがはじまりです。ネギ栽培を独学で始めて7~8年が過ぎた頃のことです。いい情報を得ようと必死でした。「ネギ」というキーワードで検索した時にネギ参謀がヒットしたので、すぐ問い合わせをしました。
—— ネギ参謀のサービスを取り入れた理由をお聞かせください。
茂﨑様 : 当時は、ネギ栽培がうまくいかず途方に暮れていました。ネギを栽培している近隣の農家さん数軒とつながりはあったのですが、鹿児島という土地柄、本格的にやっているわけではないので、有効なアドバイスはいただけなかったのです。栽培を始めた最初の1~2年は、作付面積も2~3反と少なかったし、大きな台風も来なかったため、ビギナーズラックでしょうか、ある程度うまく収穫できていました。しかし収量や品質を高めるために独学で改善しはじめたら、どんどんおかしくなってしまって…。良かれと思ってやったことが裏目に出る状態で、何が正しいのか分からなくなっていたのです。 そこで、自分が独学でやってきたことを一度リセットすることにしました。ネギの名産地である深谷で豊富な指導実績があるネギ参謀にアドバイスをいただき、その通りにやってみようと思ったのです。
—— ネギ参謀のサービス導入前の課題を、具体的にお聞かせください。
茂﨑様 : 良いネギができなかったことですね。結果がでないことに焦り、「早く大きくしよう、太くしよう」 と上面だけで栽培しようとして、化成肥料に頼るようになってしまいました。やたらに施肥すると、虫が集まります。 今思い返すと当然の結果なのですが、当時はなぜなのか、分からなかった(笑)。知識が乏しく、必死でしたから。 ネギが肥料を欲している時期と、私が与えている時期がずれていたのかもしれません。 作付面積を拡大しすぎて畑全体を管理しきれず、管理が雑になっていた可能性もあります。 今なら播種や草取りはネギ参謀と一緒に組み立てた栽培スケジュール表に沿って行えば間違いないですが、 当時はスケジュールがなかったので、大量に雑草が生えて本当に大変でした。 頼れる人がいなかったので、とりあえず書物を読み漁り、寄せ集めた断片的な知識で栽培していましたから、 すべてがうまくつながっていなかったのです。しかし、ネギ栽培から手を引いて他の作物に切り替えることはできませんでした。 費用をかけて機械をそろえていたので、やめるにやめられなかったのです。
—— 課題解決に向けて、ネギ参謀とどんなことを行いましたか?
茂﨑様 : 「ONLINEネギ参謀」の会員になっていたので、ネギ参謀の石原さんと毎日データやネギの生育画像を共有し、 それをもとに防除、肥培管理などを徹底的に分析しました。ネギは他の作物と比べて栽培が難しい部類に入ります。 栽培期間が長いからリスクも多い。病気、虫、長雨、台風などに対処するための「腕」が必要です。 ネギ参謀には、鹿児島の風土に合った対処法を一緒に考えながら、科学的、そして理論的に、時系列で指導してもらいました。 すると次第に、ネギ栽培についての自分の考えを、少しずつ整理できたのです。 そして「今まで失敗したことの逆をやれば良いのではないか?」という考えに至りました。
—— 「逆」とは、具体的にはどんなことでしょうか?
茂﨑様 : ネギ参謀の石原さんと相談しながら、化成肥料を有機主体の施肥体系に変えることにしました。畑の症状に合った肥料や農薬を推薦してくれました。詳しくは企業秘密にしたいですが(笑)、ミネラル中心のものに変更したのです。農薬は、その都度、ブレンド比率まで教えていただきました。 ネギ参謀の石原さんにはほとんど毎日、連絡していました。妻からは「石原さんにウザがられているんじゃないの?」と言われていたくらいです(笑)。

2割程度だった2Lサイズが、サポートを受けてから5割以上にアップ!

—— ネギ参謀サービス導入後の具体的な成果をお聞かせください。
茂﨑様 : ONLINEネギ参謀のサポートを受けるようになってから、品質が大きく向上しました。前年までは2Lサイズ以上は2割にも満たず、収量が増えませんでしたが、サポートを受けてからは2Lサイズ以上が5割以上になり、売上も上がりました。ある年は細いものを探す方が難しいくらいでした。太過ぎて皮むき器に入らないものまで出てきて、逆に困ったこともありました。ものには限度があるのでしょうね(笑)。B品も以前は全収量の半分くらいあったのですが、今では2割を切るくらいになりました。
ここ1~2年は、病気がほとんど発生しなくなりましたね。少し発生しても、すぐに対策できるようになっています。ネギの病気は、どれもなんとなく症状が似ているから、診断が難しいのです。ネギは表現下手なので。だから病気が出てからの対応ではなく、出にくいようにする必要があります。
ネギが健康な状態が続くから、農薬のコストが下がっています。以前は、むやみやたらに薬を撒いていましたから。今はネギ参謀の石原さんと最適なブレンドを考えています。場合によっては、一度に液肥も含めて7種類くらい混ぜるようにアドバイスをいただきます。「多過ぎるのでは?」と感じるかもしれませんが、ネギのことを考えたブレンドと比率なので、今まで何の弊害も起こっていません。おかげさまで、撒布回数と手間がグッと減りました。
育苗も、ある程度自分でできるようになりました。以前は、種をまいた上から水をジャバジャバかけたり、上手くいかないことを品種や機材のせいにしたり…。しかし、うまく育たないのは自分の腕の問題だとわかりました。苗づくりはネギ栽培の中でも特に気を遣う作業ですが、ネギ参謀の力をお借りしながら、そして血の涙を流しながら(笑)、なんとかここまでできるようになったと自負しています。

3年間のサポートで、「ネギとは何か」を多少語れるようになった

—— 課題解決後の喜びや感想をお聞かせください。
茂﨑様 : ネギ参謀、大絶賛です! 導入前はうまくいかない上に、台風や異常気象に悩まされていたのが、サポートを通じて、ネギにはどんな特徴があるのか、何を欲しがり何を嫌うのかが、だいぶ分かってきた気がします。ある程度イメージした通りのものが作れるようになりました。今はネギ栽培がとても楽しいですね。
最初は1年だけの契約のつもりでしたが、利用を開始したのが栽培時期の途中からだったので、変更できる対策は限られていました。それなら、ひと通りのアドバイスを受けるまでと思って翌年度もお願いしたら、改善できることがさらにたくさんあって…気づけば3年目に突入です(笑)。でも「石の上にも3年」と言いますよね。継続した甲斐あって、最近はネギ栽培のことをいろいろ聞かれるようになりました。農業試験場の人が私の畑に見に来ることもありますし、県外からも生産者が見学に来ます。彼らに「ネギとは何か」を、多少語れるようになりました。「葉っぱをみるな、根っこをみろ」ですとか。根っこをしっかり作っておけば大丈夫。つい先日もゲリラ豪雨が降りましたが、無事でしたよ。普通だったら、全部流れてなくなっています。植物はやっぱり「根」が大切だと分かりました。
「適当に栽培したら、適当なものしかできない」ということも、改めて知ることができました。当たり前のことですが(笑)。今年も梅雨と台風を乗り越えて、最南端の生産地・鹿児島のネギ参謀会員として頑張ります!

目標は「あの人のつくったネギが食べたい」と思われること

—— 今後の展開予定や目標を教えてください。
茂﨑様 : 今後はネギのブランディングに力を入れていきたいと思っています。例えば、ふるさと納税などの要請もあるので、そこから自分のネギを知っていただき、「あの人のつくったネギが食べたい」と思ってもらえるようになりたいですね。鹿児島はネギ栽培がマイナーな地域ではありますが、自分の名前を箱やパッケージに印刷し、「この人だったら間違いないな」と思われるネギづくりや選別を追求したい。テーマは「半農半商」です。喜んで買ってくれる人がいるからお金を得られるわけですし、お金にならないとONLINEネギ参謀のサポートの費用を払えないですから(笑)。これは、良いネギをつくれるようになったから言えることです。ネギ参謀のサポートがあれば、きっと誰にでも良質なネギを栽培できます。
—— 最後に、ネギ参謀への要望や期待があれば教えてください。
茂﨑様 : 他社にはないサービスだと思うので、困っているネギ生産者のためにもっとネギ参謀のサービスを知ってもらいたいですね。…その反面、ライバルには内緒にしておきたい気持ちもありますが(笑)。ネギ市場の活性化のために、さらに力を尽くしてもらえればと思います。

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